切磋琢磨
意味:自分を磨く
瞻彼淇奧 淇水の奥を眺めれば
綠竹猗猗 緑の竹が猗猗と
有匪君子 気品あふれる君子あり
如切如磋 切られ磋かれていくように
如琢如磨 琢かれ磨かれていくように
瑟兮僩兮 物静かにおっとりと
赫兮咺兮 赤く輝きあでやかに
有匪君子 気品あふれる君子あり
終不可諼兮 忘れられないいつまでも
瞻彼淇奧 淇水の奥を眺めれば
綠竹青青 緑の竹が青青と
有匪君子 気品あふれる君子あり
充耳琇瑩 耳を飾る美しき玉
會弁如星 冠の玉は星のよう
瑟兮僩兮 物静かにおっとりと
赫兮咺兮 赤く輝きあでやかに
有匪君子 気品あふれる君子あり
終不可諼兮 忘れられないいつまでも
瞻彼淇奧 淇水の奥を眺めれば
綠竹如簀 緑の竹が簀のよう
有匪君子 気品あふれる君子あり
如金如錫 金のように錫のように
如圭如璧 圭のように璧のように
寬兮綽兮 おおまかでありゆったりと
猗重較兮 車の手すりに寄りかかり
善戲謔兮 よく戯れを言うけれど
不為虐兮 決して嫌にはならぬほど
『詩経 衛風 淇奥』(成長する男性を慕う詩)

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