無用の用(荘子)

故事成語

()(よう)(よう)((そう)())
意味:一見役に立たないことが実は大切な役割を果たしている

 山の木は自らを(そこ)ない、ともし火は自らを()がす。肉桂(にっけい)は食べることができるから()られ、(うるし)の木は使い道があるから()かれる。人はみな、有用さが役立つことを知っているが、無用さが役立つことは知らない。

『荘子 人間世』

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